卒業公演、脚本・演出のケイです。
今日の稽古では、最初のシーンを詰めていました。
お客さんに笑って・驚いて・泣いてもらうには、と、我々なりに考えています。
…が、私が演出家として上手く出来ているのか、とても不安になります。
特に私自身の性格も相まって、「これが面白いんだ」と伝えることが、とても怖かったりします。
それは役者に対してもそうだし、お客さんに対しても。
自分の意見や好きなモノを、他人に否定されることが怖くて仕方がないのです。
だから一人で完結する”ものづくり”が安心するのです。
今までは”無難な演出”で誤魔化してきました。
ただ、今日の稽古を通して。
”勇気の必要な演出”をドンドンやっていこう、と思いました。
役者も怖いだろうけど。
何か言われたら、それは演出家の責任ってことで。
…いやいや、そうじゃなくて。
「この作品は面白いから、大丈夫。」
って、私は自信を持って言わなきゃ。
言えるように、頑張らなきゃ。
演劇は集団芸。
脚本家・演出家ひとりの脳内で完成するモノではない、と分かっているけれど。
それでも、私だけで完結するレベルのアイデアを稽古場に持っていかないと、それ以上のモノは生まれないので。
考え続けなきゃ…。
…。
え?
…ってことは。
ブログなんて書いてる場合じゃねえ!!!
ま、大事な息抜きなんで。許してつかあさい。
以上、毎日のように何かしらの宣言をしている、ケイでした。
では。
明日、早いので。
今日はここらで。
【本日の稽古風景】
定点カメラ映像より抜粋。
ブログってgifも載せられるんですね。
あまりにもアナログなデジタル技術。
…ちなみに、作中でこんなシーンは存在しません。