2019年11月20日

こんにちは。
67期の肉弾頭、丹野でございます。シャリアピンステーキの美味しい店を最近探してます。柔らかいステーキになかなか出会えてないので、オススメがありましたらご一報ください。

さて、11/20と11/22の2日間、私めが稽古を取り持たせて頂きました。【改めて自分の力量を見つめ、固定概念を崩す】というテーマで進めていきました。

まずはじめに、呼吸→N音→長音の順で3分おきに自分の感覚で切り替えていくという稽古を行いました。もちろんその間時計は見てはいけませんし、数えるのもダメです。
これで得られるものは色々ありますが、目的としては、自分が感じているものはズレている、という気づきにくいことに気づくことが第一です。舞台に立つ上でどのように時間を使っていくかは重要です。マイペースに使っていても話はまとまりません。まずは己を知っていきましょう。

ちなみにこれは発声も兼ねてるので、もし自宅とかでは厳しいけど似たようなことがしたい場合、こんな方法もあります。

まず、水を一口分〜二口分程度入れたコップを胡座をかいて自分の前に置きます。
そしてそれを10分丸々使ってゆっくりゆっくり持って口に運んで飲んでまた元の場所に置いてください。
多分最初のうちは飲むことも出来ないと思います。でも続けていくうちに、変わっていく自分を感じれると思いますよ。

続いてラジオ体操の後、とあるシアターゲームをしました。「one word only」と呼ばれるゲームで、その名の通り一つの単語のみを使って一個のシチュエーションを完成させるというちょっと難易度の高いものです。今回は「はい」という単語を用いました。

言葉というものは大変便利で、大概のことは言葉だけで片付けられます。日常会話ならそれでいいですが、芝居となるとそうはいきません。
実際やってみたところ、言葉を縛られると動きがままならず、闇雲に「はい」を使って無理やり会話をしようとしてしまうケースが多く、普段いかに動きに重きを置いていなくて言葉に頼りきりであったが目に見えたかと思います。
また、「はい」という単語をどう捉えるか、というのも課題の一つです。「YES」という意味以外にも我々は色々な「はい」を使っていると思います。固定概念に縛られず、柔軟に対応できるといいですね。

そんな感じで、まあ基礎的かつなかなか芯をついた稽古をやれたのではないかなと思います。僕が指導するのは昨日と明日のみですが、やはり継続していかなければ力は身につきません。稽古内容が変わっても、どこか暇が見つかれば是非やってみてください。
また、当日来た69期には基本の発声滑舌練習の資料も渡しました。稽古では使いませんが、もし愚直に練習していけば、必ず上手になると思います。自分を追い込んでください。甘えず、まっすぐに。

さてさて、時にはプライベートなお話もしましょうかね。
最近映画を見る機会が多く、巷を賑わした「joker」や、とある事務所のツテで招待いただいた「Tokyo24」、「恐怖人形」などを見させていただきました。映画俳優というものに興味を持ってから映画を観にいくと、本当に沢山のことが学べて、圧巻の域に達することが多かったです。もちろん楽しませてもらいましたし、その上で自分に足りないもの、スキルアップに繋がるものが見えてきて凄い興奮してました。映画っていいですねほんと。
Huluに契約したので、過去作の映画などもいっぱい観てみたいなと思う丹野でした。「鍵泥棒のメソッド」とか面白かった!

それではまた何処かでお会いしましょう!67期のたんのでした!再見!