2019年4月6日

お疲れ様です。
67期の杉山です。
文章書くの嫌嫌でブログとか先延ばしにしがちです。
怒られたので書きました。

本番が近くなって来ました。

さてさて。

最近薄々気付いていたんですけど
今回の本では自分の(杉山聖弥個人の)経験や心理、思想では全く太刀打ちできないんだなあーと。

というのも、今日(4/6)の稽古で演出の壱久が
演劇について
それに関わった自分
今回の舞台テーマ 
など
色々みんなの前で話してくれました。

彼は私の想像もつかない別の2年を歩んでいて、私に無い考えを沢山持っていました。当たり前なんですけど私と彼は別々の個なんだなあって実感しました。

いや、そりゃそうなんすけど。
でも何か、同じ集団に所属してたら一心同体、じゃないですけど近いもんだと思っていちゃったり。

自分と他人 以上に明確に区別された 個と個 みたいな

って言葉遊びやら哲学っぽいことは脇に置いときます。

僕の芝居は「杉山聖弥が持ってる手札の中で役ならきっとこうするかな」でてきているんですけど。
今回の芝居は寺岡壱久が色濃く反映されてるから、彼と私でコンテクストに齟齬がー(オリザさんの受け売り)って感じで、私が持ってくるものでは良い芝居にならないなって思いました。

ダメ出しで一手もらって「(嫌だなー私ならこんな事しないなー)」と思いつつも、やってみると腑に落ちる事が沢山あって。田神さんが感じてる疲れってこういう事かーとか。意外と気持ちよかったり。

道が少し拓けた気がして、やらなきなゃいけない事が見えた気がする、そんな稽古でした。本番1週間前にして。

負けてられない。