2018年3月24日

自分で言うのもなんですが、自分の書いたキャラクターってのはやっぱり好きです。自らの分身のような、延長線上のような、例え全くかけ離れた誰かを描こうとしても、その水面から微かに映る自分の輪郭を見つけてしまいます。物書きとしてどうなんだ? と思いつつもその発見がなんだか楽しかったり。

それはそうとして最近気付かされたことが一つ。思いの外、自分が脚本に理想を投影していたこと。現実で諦めたような関係構築を脚本に昇華していたこと。だから書いたキャラクターが好きなんだということ。

気づいていなかったかと言えばそうではない。ただいつの間にか、想像以上に楽な生き方を選んでいたんだな、と。

そのことに現役生達を見て実感しました。結構無茶している様子を見るとなんだか危なげだなーと思いつつ、とても魅力を感じていたり。そしてザラつきながら頑張る彼ら彼女らが、作品を真剣に考えてくれてる以上、自分も受けてたたんと失礼だなと思ったり。

色々考えましたが、しばらく便乗させて貰おうと思います。芝居が良くなるためにも勿論、書いた以上理想で終わらせるのは勿体無い。「人生は芸術を模倣する」という言葉がありますが、そんな人生が送れるようになるのも悪くはないでしょう。


装飾過多は恥ずかしさの裏返し!独りよがりだし!チラシの裏に書けっての!

何が言いたいかっていうと、みんな誠意練習中なんで楽しみにしててくだせぇ!