2016年 9月24日

お久しぶりです。66期の川本です。
更新が遅くなってしまい申し訳ありません……


9/24(土)の稽古は、急遽7限から5限に予定を変更して、通しをやりました。
66期いっきゅーさん演じる箱男1の語りから『赤い部屋』『人でなしの恋』と物語が進んでいき、約90分で収まった今回の劇。

全編通して台本を持たずに動いたのですが、台詞が抜ける場面が多かったかなぁ…という印象でした。
演技面を見ても、まだまだ改善の余地がありそうです。


私は今回、『赤い部屋』に出てくる小学6年生の娘「良枝」という役で出演しているのですが、本当に難しいです。
ただの小学6年生ではなく精神は小学1年生という設定があるので、本物の子供に見えるように役作りをしなければいけないんですよ…
なんと言っても、良枝の役柄と正反対の位置にいるのが私なので、今回の役作りにはとても苦戦しました。というか今もしてます。


特に「純真無垢な瞳」と「無邪気な欲望」を表現するのが難しいです。
邪な感情8割で構成されている現実主義の私には一種の苦行とも言える気がします。
でも、子供特有の愚かさをどう演技で伝えていくか…それを考える時間はわりと楽しいです。その分やりがいを感じるので(´∇`)


もちろん、これは良枝だけに限らずほかのキャラ達も非常に魅力的ですよ!
それを上手く自分のモノにできた時、どのような作品に仕上がるのか。どのように輝いて見えるのか。私は今から期待で胸がいっぱいです。


舞台の上で役の人生を歩む、それは土台を支えてくれる裏方やお客様に対する誠意でもあるので、本番まで精一杯稽古に励みたいと思います。


長くなりましたが、ここまでご覧頂きありがとうございました。
それでは、またいつかの機会に。