2015年 4月19、20日 

千秋楽、バラしお疲れ様でした。


作・演出の佐藤です。


骨盤が死んでるので(!?)2日分まとめて書きます。


僕も含めて小さな怪我、小さなアクシデントはありましたが、無事終演出来ました。

来週の総括まで公演期間は続きますが黒部屋での作業を終え、一区切りといった感じでしょうか。

公演はこれで終わりですが、演劇を続ける場所として曙を活かしてくれればと思います。

また次の公演、次の団員も控えています。

どうなるかは次の座長次第ですがねψ(`∇´)ψ


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あんまり書くと総括で書くこと無くなりそうだけど、他に書くことも無いので……


この公演期間中、責任についてよく話したと思います。

やらなくてもいいことをやる、取り組まなくていいことに取り組むには責任が必要だということです。。

この話は去年から1年間座長として、公演期間は演出としてやってきて、稽古を考える場面を貰ったことに由来します。

この責任は自ら負ったものでもありますが、曙の活動に付きまとう役割でもあります。

名ばかりでも活動には支障ありませんが、この役割の中で何が出来るのかということを考えることは、曙で演劇に勝負していく中で価値のあることです。


僕の好きな言葉に、「勝ちに偶然の勝ちあり、負けに偶然の負けなし」というのがあります。

演劇や曙における勝ち負けは各々の物差しが決めることだと思いますが、取り組むことをやめたら勝負にすらならないということです。

やらなくてもいいことですから、取り組まないというのは諦めと同じです。


僕は座長や演出という役割があったからこそ、稽古や舞台で空間を作ることに初めて取り組めました。

平団員に戻る今年度以降、演劇と勝負していけるかは自分で考える場面を持てるかという勝負に他なりません。

空間を作るという途方もない作業は責任が付いて回りでもしないと続けるのは困難だからです。


責任を負わずにこの勝負に挑むためには目標、目的が必要です。

何のためにやるのかを明確にすることで責任感は作れます。

公演期間中にどういう演劇が楽しい、面白いかを話し合ったことがありましたが、その目当てはここにあります。

演劇でどう感動させたいか、どう感動させられたいかを考えなくては、なんとなくやって、なんとなく終わってしまうだけです。


僕が公演で感動させたい、感動させられたいことは、時間と空間の縺れ合いによって生まれる熱にあります。

演出挨拶にも書きましたが、時間と空間は対義語で、時間は有限ですが空間は無限に作り出せます。

それこそが演劇の舞台芸術たる所以だと思いますが、舞台という空間以前にどれだけの空間、小さな場面を蓄積していけるかが熱量に相関するはずです。


僕の初めての演劇体験についてブログに書いたと思いますが、あの高揚感の正体も同じです。

稽古してきた時間的蓄積が、舞台に必要とされる感覚を生んだのです。

その感覚を作る側だけでなく見る側にも与えられれば理想の作劇です。


演劇に責任をもって時間を費やしてください。

それを続ける場所が劇団であるはずです。


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あ^〜これでおしまいなんじゃ^〜

お疲れ様でした(2回目

150回でレパを勝ち得なければもうこんなこともクダクダ話せないから大体全部書いた。

今回めっちゃスリムでしょ?めっちゃ頑張ったで……終わり良ければアレよ。

おかげで総括何喋ったらいいのかよう分からんくなったわ。

え?じゃあ書くな?やめてくださいよ!殺すぞ。ムカつくんじゃ!


あと1回かそこらしか舞台に立てないと思うと胸が熱くなるな……

公開打ち上げの時、疲れのせいかしらにゃんずーの背中を見てると込み上げてくるものがあったわ。

込み上げただけだったけどな!!!


パンチ姉とも話したけど直近の先輩ってにゃんずーしか居ないんだよなあ……曙の闇は深い……

ローキックと将棋と玉椿と、脚立くぐりとにゃんぱすーと、えーと書き出すと思い出にキリがないね(適当

サンキューにゃんずー、フォーエバーにゃんずー


すぎーは元気してるのかな……

またここに来てくれればいいのに……本当のにゃんずーをお見せしますよ……へへ……へ……


土曜返却、日曜総括やで

俺たちの戦いはまだまだ続く……


曙先生の次回作にご期待ください