「人は独りで勝手に助かる」って言葉がある。
西尾維新さんの「物語シリーズ」に出てくる忍野と呼ばれるおっさん?お兄さん?がよく言ってた気がする。(書籍やアニメにしっかり触れた訳でないから詳しくはわからない)
最近、僕はよく助かってる。
気遣い上手の寺岡くんによって助けられてるという事もあるのですが、
大抵は本人が意図してない所で僕は助かってる。
彼の稽古の正解がわからないと嘆く声
どうすればいいのかわからなくて曇る表情や溢れ出る涙
伝わったのか、時々ある頷きや、補う言葉
差し出した手を取ってくれた事
その人達なりに考え悩んで発信、というか何かが出た事
僕から出た何かを受け取って返してくれた事
ただ一所懸命だったり反射だったり何気なかったり
誰一人僕を助ける意図は無かっただろうけどこういう事に助かってる。
ある人曰く「出す時に受け手や周囲に余計な事を考えられる、違う事を受け取られるから何もできない」と。
そりゃあ考えますわ。その場に居るってだけで推測したり想像するだけの情報があるのだから。もう出てるんだから。その中で相手に特に伝わって欲しい事は何だろう?伝えきれてるかな?
またある人曰く「何で彼に中指たれられにゃならんのか」と。
何気ない中指たて習慣がこの人を傷つけたんだなぁって。
そんな事を愚痴ってくれた事が嬉しく、あの時にそんな事を考えてたんだと面白かった。
みんなそれぞれ何かあって考えていて足掻いていて
でもその問題を私は解決に導く事はできないから
みんな勝手にいい方向に転がっていけたらいいなぁと。
お節介かもしれないけど、僕としてはいつでも手助けはできるように開いていたいです。